音楽談義室

音楽とか文学とか完全に趣味を語るブログ

音楽談義

音楽談義 vol.45後編 毎日Pink Floydその10『ザ・ウォール』

さて、今回は後編だ。さっさと本編に行くぜ。 ではDISC2。前回までのあらすじを簡単に要約しておこう。父親を第二次世界大戦で失ったピンク少年。幼い頃から型にはまった教育現場の大人達や、過保護すぎる母、飛び交う戦闘機の下で育ち、徐々に壁を作ってい…

音楽談義 vol.45前編 毎日Pink Floydその10『ザ・ウォール』

今回は長いぞー!気合入れます。うぉおおおおおお!!!はいそこ!「無駄無駄無駄!!」って言わない!!オラオララッシュしますよ!! なーにやってんだ俺は。本題に戻りましょう。今回はPink Floydの『The Wall』(邦題:ザ・ウォール)を解説していく。前作…

音楽談義 vol.44 毎日Pink Floydその10『アニマルズ』

今日のアルバムタイトル、浜口ちゃいますからね。 もう冒頭の言いたいことが減ってきてしまったので雑になっているのがバレバレだが、早速紹介していこうと思う。今日紹介するのは『Animals』だ。曲のタイトルにも動物の名前が使われている。だが、もちろん…

音楽談義 vol.43 毎日Pink Floydその9『炎』

子どもの発想とは何故あんなに柔軟なのか、ふと思うことがある。筆者も「地震は自分も一緒に小刻みに揺れれば相殺できる」と小学生の頃に豪語していたが、ああいったことがこの歳になると思いつかない。何かを知るということは同時に何かを失うということで…

音楽談義 vol.42 毎日Pink Floydその8『狂気』

ついにこのアルバムを紹介する日が来たか…。 モンスターアルバムである。多少音楽に詳しい人には最早説明不要なアルバムであるが、一応丁寧に解説していこうと思う。このアルバムは『The Dark Side of the Moon』(邦題:狂気)である。月の裏側は地球にいる限…

音楽談義 vol.41 毎日Pink Floydその7『雲の影』

この外出自粛期間で一番辛いのが漫画喫茶に行けないことだ。本当はHunter×Hunterとかハガレンとか今話題の鬼滅とかヒロアカとか読みたい漫画がたくさんあるのだが、それらが読めないのがストレスだ。そういえば、ジャンプは月額980円で毎月読み放題のサブス…

音楽談義 vol.40 東方神霊廟のトランスbgmを聴こう

毎日Pink Floydは今日はお休みさせて下さい。今(12日時点)、筆者の腹は下痢でぐるぐるです。辛すぎる。最近これが多いんだな、ホント。毎日体は1時間弱動かし、犬の散歩もしており、0時過ぎに寝て9時に起きる生活と、一見して健康そうだが体調不良だけはどう…

音楽談義 vol.39 毎日Pink Floyd その6『おせっかい』

今日は5月なのに30℃近い。暑すぎる。もうTシャツ一枚だ。あ、ちなみに下は短パンだけど、その上にブランケット。これをしないとすぐに体調崩すんでね。あと、今これ書いているのはうちの大学の初Zoom生配信授業の準備中です。なんか緊張する。 さて、今回紹…

音楽談義 vol.38 毎日Pink Floyd その5『原子心母』

男性は歳を取るにつれて太るって本当なんだなと最近実感している。中学時代には散々ガリガリと言われていた筆者も、最近は腹が出てきてしまった。しっかり運動しなくては…。あと酒の量減らさないと。焼酎をついつい飲む癖をやめないと。 今回は、Pink Floyd…

音楽談義 vol.37 毎日Pink Floyd その4『ウマグマ』

大学の講義が動画形式で行われているが、これによって一つ感じたことがある。普段の授業の時間が長すぎじゃないかと。一回の動画が30分程度、1.5倍再生すれば20分程度で見ることができる。大体、一人の人間が一回に集中できるのはせいぜい1時間弱が限界なん…

音楽談義 vol.36 毎日Pink Floyd その3『モア』

自分の現在の机。このBoyataのノーパソ置きはつい数日前にネットで購入した。そのまま置いて作業するとどうしても姿勢が悪くなるので、是非おすすめしたい。あ、導入するならワイヤレスマウスとワイヤレスキーボードもお忘れなく。手が上にある状態も体に悪…

音楽談義 vol.35 毎日Pink Floyd その2『神秘』

毎日、と言っておきながら初日から断念してすみません。度重なる体調不良です。ちなみに、自粛期間中から見始めたジョジョは3部まで見終わった。3部が傑作と言われる所以がよくわかった。荒木先生の戦闘描写が楽しすぎる。スタープラチナかっこよすぎ。 さて…

音楽談義 vol.34 毎日Pink Floyd その1『夜明けの口笛吹き』

怠惰で三日坊主な筆者がなんとか毎日続けるにはどうするべきか。そう考えた時に一つ思いついた。 毎日企画をやろう ということで、毎日Pink Floydのアルバムを一枚ずつ、しっかり聴きなおしてレビューしていくこととする。知らない人の為に簡単に解説してお…

音楽談義 番外編 アート集団、ヒプノシス

普段は音楽について解説している本ブログだが、今回はいつもとは違った角度から音楽を見ていこうと思う。 ピプノシス をご存知だろうか。60年代〜80年代にかけて活躍したイギリスのアート集団である。主にロックミュージシャンのジャケットのアートワークを…

音楽談義vol.32 バンドブームの中心的存在、JUN SKY WALKER(S)

最近外に出られないからビリーブートキャンプをやる。アレはかなりおすすめ。特に筆者は上半身の筋肉が雑魚なのでいい運動だ。 SpotifyとかApple musicなどのストリーミングサービスの便利な点はジャンルや年代ごとに漁れることだ。「バンドブーム」という単…

音楽談義 vol.31 嘘だろ…過小評価されすぎじゃない…?Colossemを忘れるな!

最近再試があったり、教習所へ行ったり、にじさんじの色々なライバー達のアーカイブを見返したり、スマホを変えたりとブログ更新ができていなかった。また再開しようとおもう。 さて、本題に入ろう。皆さんは「売れていないけどこのアーティスト好きなんだよ…

音楽談義 vol.29 生前に中々評価されなかった天才、ビゼー

普段はロックの記事が多いが、実は筆者はクラシックも好きだ。中々記事にする機会が設けられなかったことに加え、果たして歴史ある音楽を自分の拙い言葉で上手く表現できるかが疑問だったが、今回からはクラシックの記事にも挑戦したい。記念すべき第1回目は…

音楽談義 vol.28 ポップスとプログレの融合、Kansasの世界

あけましておめでとうございます 今さら感半端ないですが、今年もよろしくお願いします。 先日、友人と好きな音楽について話していたところ自分が根っこからのロック畑出身だと気付かされた。だが、ポップスを全く聴かないわけではない。今回紹介するKansas…

音楽談義 vol.27 特別編 「ライブバンド」スピッツの確立された地力

行ってきました SPITZ JAMBOREE TOUR 2019-2020 MIKKE ずっと待っていた。9月にチケットが当たってからこの3ヶ月、常に頭で考えていた。やっとか。ついにか。そういう思いでいっぱいだった。 今回はアルバム「見っけ」の曲たちのツアー。今回のアルバムはラ…

音楽談義 vol.26 特別編 偉大なロックバンド、KISSの終焉

わざわざ仙台まで行ってきた KISS 日曜日にわざわざ東京から仙台へ移動 昼御飯は仙台名物の牛タンを頂いた。めちゃ美味かった。 今回のツアー限りでのライブ活動終了を宣言している彼ら。もうメンバーも70手前。メイクして大きな鎧のような衣装を身に纏うの…

音楽談義 vol.25 ポケモンのBGMを再評価しよう①

7日、8日と連続でライブに参加してきた。どちらも素晴らしいライブだったので記事にしたいが、8日のライブの方は水曜日に、7日のライブの方は土曜日に参加する人が近くにいるのでまだ記事にはしない。そこで、今回は第1回で示唆するにとどまったポケモンのBG…

音楽談義 vol.24 亡くすには惜しすぎた才能、BOOM BOOM SATELLITESについて

今まで沢山の惜しまれた「早すぎる」死があった。フジファブリックのボーカルの志村さん、ヒトリエのボーカルのwowakaさん、ミッシェルのアベフトシさん、初恋の嵐のボーカルの西山さん、プリンス、The Muffsのボーカルのキム・シャタック、The Whoのドラム…

音楽談義 vol.23 ヨーロッパジャズ特集②

前回の特集からかなり空いてしまったが、ヨーロッパジャズ特集をまたしていく。前回はピアノトリオを中心に解説したが、今回はジャズギターの魅力を解説していきたい。なお、今回の記事をまとめる上でJazz guitar magazineをかなり参考にした。ここで断って…

音楽談義 vol.22 アイドルと侮るなかれ、嵐の隠れた名曲達

よく「どんな音楽聴いているの?」と言われると「なんでも聴いているよ」と答える人が多い。 なんでもは嘘でしょ 実際聞いてみると、アイドルは聴いていないだとか、ジャズはビックバンドしかわからないとか、環境音楽はわからないとか、なんでも聴いている…

音楽談義 vol.21 今注目の北海道の若手バンド、ズーカラデル

少し前に教員のいじめの問題が話題になっていた。いつも思うが、「いじめ」という言葉を使うこと自体をやめた方がいいと思っている。人の嫌がることを言った場合は名誉毀損罪だし、殴る蹴るは暴行罪だし、立派な犯罪である。加害者が実名報道されないのもよ…

音楽談義 vol.20 特別編 まだまだ現役!The stranglersの底力

いやー行ってきましたよ The stranglers イギリスパンクシーンを引っ張り続けた名実共に最強のバンド。そんなバンドを僅か500人しか入れないキャパの会場で見られる日がくるとは…。 ここで少し愚痴を。会場の対応が下手すぎる。いくら500人とはいえ17:30開場…

音楽談義 vol.19 特別編 スピッツ「見っけ」から感じる新天地

お陰様でこのブログも高校の友人、大学の友人問わず様々な人から好評みたいだ。ありがとう。何かを継続することはかなり難しいと思っていて、だからこそこのブログくらいはしっかり継続して更新して、続けていくことの大切さを学びたい。 さて、今回は特別編…

音楽談義 vol.18 もうすぐ来日!The Stranglers

最近、友人がブログで「すき家のお好み牛玉丼を食べたらくどかった」と言っていた。すき家なら仕方ない。筆者は牛丼チェーンだと吉野家しか認めないので悪しからず。しょうが焼き定食を頼んだら、玉ねぎが炒められてなくて辛かったから松屋は絶対に許さない…

音楽談義 vol.17 ハロウィンはHELLOWEENを聴こう

嫌いな音は女子の甲高い笑い声、あと全体的にガヤガヤしているのは苦手。頭痛くなるね。こういう時はメタルでも聴きましょう。 そんな表舞台とは無縁の存在の筆者だが、大学のハロウィンパーティーの装飾部門になった。なったはいいが、ここで1つ疑問が残る…

音楽談義 vol.16 北欧メタル特集①(Stratovarius)

久々の更新だなぁ。流石に座学始まるとうかうかしてられない。今この記事を書いている時にちょうど前期の結果が出て、再試は1つだけ。でも怖いから後期はもっと頑張る。とりあえず授業寝すぎたから寝ないように。最近ブルーライトが睡眠の妨げになることを…