音楽談義室

音楽とか文学とか完全に趣味を語るブログ

音楽談義 vol.1 ゲームミュージック編①

 どうもどうも。辺境の地富士吉田から個人的な趣味を垂れ流す当ブログです。さて、第1回。何にするか悩みました。音楽にしようとは思っていましたが、なんせ色々聴くので、ある程度絞らないとまとまりが悪い。てなわけで、初回はゲームミュージックについて語ろうと思います。某弾幕シューティングゲームと電気ネズミのいる某RPGゲームに関しては個別でまた取り上げます。

 

 ゲームミュージックと聴いて皆さんはどう感じますか?陳腐で安い感じに思えるかもしれません。しかし、最近はゲームミュージックをオーケストラアレンジして、それを演奏する定期演奏会があるくらい、その音楽性は深く評価されています。そんなゲームミュージックの先駆けは、なんと言ってもYMOかなと思います。

 これを1970年代に出してしまう斬新さ。驚くべきことに、ドラムは打ち込みではなく生ドラム。個人的に、YMOで最も演奏技術が高いのは(勿論全員上手ですが)、ドラムの高橋幸宏さんであり、このYMOこそがゲームミュージックの基盤を築いたと思っています。そしてYMOと同時期に活躍したテクノバンドがドイツのクラフトワークです。

 当時はまだまだロック全盛。完全打ち込みの曲を書いたのは、クラフトワークが世界で初めてと言われています。

 

 時は進んで、その後ファミリーコンピューター、通称ファミコンが発売されました。当時は今ほどゲーム容量が少なく、音色も乏しかった中で、それでも名曲は生まれました。その中でも代表的な一曲をここで紹介します。

 ご存知ゼルダの伝説シリーズ初代のタイトル画面テーマ。音は決して多くないものの、メロディセンスは際立っています。

 

 更に進んで1990年頃。ゲームボーイが発売されて、ゲームを持ち運び出来る時代になりました。ゲームミュージックも確実に進化を遂げています。

 ロックマンシリーズから一曲、ニードルマンのテーマです。明らかにファミコンよりも音色が豊かになっているのがわかるハズです。

 

 今回はゲームミュージックが出来るまでの流れと、ゲームボーイまでの音楽変化を追いました。次回はニンテンドー64のあのシューティングゲームからスタートです。