音楽談義室

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音楽談義 vol.10 テクノとハードコアの融合、Alec Empire

 初年次体験実習という色々な高齢者施設への実習が9月中にある。守秘義務違反になるので詳しいことは書けないが、簡単に言うと机に座っての授業が9月の間はほとんどない。つーことで時間に余裕があるのでじゃんじゃんブログ更新していく。

 

 さて、今回取り上げるのはAlec Empireというアーティスト。オランダのアルステルダム出身だ。彼の音楽は一言で言うと破壊的。とにかく激しい。オランダは元々テクノ音楽やEDMの発展が目覚ましい地域だが、それの火付け役とも言える存在だ。このアーティストに関して知ったのは学校の先生がきっかけだった。フレッシュマンセミナーという授業で好きな講義を取るのだが(当然筆者は音楽)、そこで先生がおすすめしていたアーティストの一つがAlec Empireであった。とにかく音楽に関しては雑食で、渡されれば基本なんでも聴くので聴いたところ、これがまぁかっこいい。バンドとしてはプライマル・スクリームからくるミクスチャーロックの系譜を感じる。あとこういう系統のシャウトが個人的に好みってのもある。

 

The Rideという曲。惜しげもなくボーカルを歪ませ、激しさに拍車をかける。ジャンルとしてはハードコアなんだけど、ロックの影響も確かに感じる

 

On Fire。よりロックテイストな曲。とにかくPVも怪しい感じで不安を煽る。終始打ち付けられるバスドラムの印象が強い。

 

New World Order。これ、アルバムの最後の曲なんだけど、こんなに激しい。というかアルバムは終始暴力的。人によっては疲れちゃうかも。でもそれこそが魅力でもある。特にこの曲のスピーカーを破壊しそうなくらいの割れたシャウトは震える。

 

 という訳で、オランダのAlec Empireを紹介してみた。彼のアルバムだとIntelligence&Sacrificeがおすすめかな。次回は趣旨を変えてブルースでも取り上げようかな。レフティフライングVを持ったあの巨匠の曲に的を絞って紹介しようと思う。ではでは~(^-^)