音楽談義室

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音楽談義 vol.30 ロック×レゲエ The Police

 最近漫画が読みたい。ジョジョハガレンBLEACH、ヒロアカなどなど、おすすめされながら時間がなくて追えてないものを読みたい。二月は漫画喫茶に行きまくることになりそう。

 

 ジョジョといえば洋楽。ということで(そうでなくてもどうせ洋楽だろというのはなし)、今日紹介するのはThe Police。わずか五枚しかアルバムを出していないが、その影響はすさまじく、ロックをやっていて知らない人はいないほどである。

 

 The PoliceはVo&Baのスティング、Gtのアンディ・サマーズ、Dsのスチュワート・コープランドによるスリーピースバンドだ。三人とも演奏技術は目を見張るものがある。まずは一曲。

 Massage in a bottleという曲。この曲はまず歌詞がいい。内容は歌詞の書き手が孤島に流れ着いて、SOSを求めた手紙を瓶に詰めて流したら数千のSOSが逆に流れ着き、自分以外の多くの人々も助けを求めていると知るという歌詞だ。哲学的で叙情的な歌詞は心を強く打つ。そして演奏技術。アンディ・サマーズのギターは大きく目立つものではないがその空気感は唯一無二だ。スチュワート・コープランドハイハットの音は黒人音楽的エッセンスを多分に含む。スティングのベースは基本に忠実ながら曲の屋台骨として大きな役割を果たしている。

 

 彼等を語る上で外せないのがレゲエとの関係だ。レゲエの独特の間とロックの融合は、ロックと他の音楽のクロスオーバーの先駆け的な役割を担った。

この曲が収録されているアルバム「Zenyatta Mondatta」はレゲエの要素が特に強い。ドラムの刻み方はロックではあまり見ない手法で、スカのようなプレイだ。かと思えばギターソロは激しく、ロックバンドたらしめている。

 

 彼らはアルバムを五枚しかリリースしなかったが、その作品はいずれも名盤だ。中でも五枚目の「Synchronicity」はどの曲も名曲揃いで、アルバム全曲をおすすめしたい程だ。今回はしぶしぶ代表曲をピックアップする。

 Synchronicity Ⅱ。後期のThe Policeはレゲエ要素が減っていったが、その中でもライドシンバルの叩く位置を巧妙に変えるスチュワート・コープランドのプレイにはレベルの高さを感じざるを得ない。また、ボーカルのスティングの伸びもよく、曲を大きく際立てている。ちなみにこの曲はアルバム内のA面最終曲。ここからB面最初の「Every Breath You Take」に繋がる流れが最高なので、気になった方はこっちも聴いてほしい。というかアルバム買ってくれ。

 

 今回はThe Policeについてまとめた。次回はプログレッシブロック黎明期に名前を馳せながらも、現在過小評価されすぎなあのバンドに迫る。22時以降に食べる一平ちゃんが美味すぎることに誰か名前をつけてくれ。

 

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