音楽談義室

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音楽談義 vol.6 ツインリードギターの王様、Wishbone Ash

 まず、記事とは違うけど、ストラングラーズの来日チケットが取れた。嬉しい。正直この機会を逃したら金輪際会えないかもしれないと焦燥感に駈られていた。今度いつかこのブログでもストラングラーズは取り上げるつもりだ。

 

 さて、今日取り上げるのはそんなストラングラーズとはジャンルが変わってハードロックのバンド、Wishbone Ashだ。なにそれ?と思う人もいるかもしれない。そういう人に限って激しく二本のギターが鳴り響く最近のロックに頭を振っている。そんな事態に声を大にして言いたい

 

 

Wishbone Ash知らないのにツインリードギター好きなの?

 

 

これは由々しき問題である。ツインリードギターの発祥は、何を隠そう、このWishbone Ashなのだ

3rdアルバムのArgusからThe King Will Comeという曲。このアルバムは全曲ハイレベルだから是非聴いて欲しい。しっかりと二本のギターが入れ替わり立ち替わりでリードを担当する。長い曲だけど全く飽きさせない。まさに70年代英ロックの象徴たる曲。本当に素晴らしい。

 

2ndアルバムのPilgrimageからThe Pilgrim。寒々しくも芸術的なギターの静かな掛け合い。もはや芸術の粋まで達している。本当に過小評価されすぎなんだよなぁ。

 

5thアルバムのThere's the RubからSilver Shoes。しっかりとしたギターリフがありながらも、当時の他のバンドとは違ってむやみやたらに掻き鳴らし過ぎない。二本のギターでギターリフの印象を強く与える手法がとても巧妙。

 

 こんな感じで、Wishbone Ashについて取り上げた。本当はもっとたくさん紹介したいのだが、なんせ一曲8分越える曲も少なくないのでここら辺で。次回は…そうだなぁ、Aztec CameraThe Cureを取り上げるかな。プライベートが忙しいから次上げられる時期は未定だけど、気長に待っていてもらいたい。