音楽談義室

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音楽談義 vol.13 幻想的なCocteau Twinsの世界観

 今、無性に食べたいものがある。餃子だ。特に天竜ってところのやつ。調べてもらうと出てくるんだけど、とにかくデカい。それでいてめっちゃ美味い。高校生の頃に、徹夜明けで期末試験を受けた帰り、ヘロヘロになっているのにわざわざ食べに行って、それでも一切後悔させないくらい美味い。テイクアウトもあるから是非食べてくれ。餃子の概念が変わるくらい美味いから。本当に。

 

 餃子記事じゃないのでここらへんで話はやめておこう。さて、前回記事について少し間違えがあったので訂正したい。今回取り上げるアーティストをニューウェーブのアーティストと言っていたが、正確にはニューウェーブには属さないらしい。同時期に活動していたから多少なりとも影響はあっただろうけど、一応違うってことで。そんな今回取り上げるアーティストはCocteau Twins。80年代~90年代にかけてイギリスで活躍したバンドだ。彼らはドラムのメンバーがいない代わりに打ち込みドラムをバックに演奏する。そこがまた1つ魅力かも。

Little Spaceyという曲。儚く消え入りそうな女性ボーカルにシングルコイルのギター特有の歯切れのいい音がマッチする。このノイズさえ音楽の一部に取り込むシューゲイザーというジャンルについてはまた今度、さらに取り上げることにする。

 

 こんな感じのCocteau Twinsはイギリスで一気に人気になる。日本でもかなり人気だったらしく、当時の若い女の子の間では結構話題だったらしい。確かに女の子に受け入れられやすい音楽タイプかな。でも、コアな音楽好きも評価するというのも面白い。そんな彼らのアメリカへの進出曲をここで一曲

Heaven Or Las Vegasという曲。アメリカでもヒットを狙ったイギリスのミュージシャンって変にポップに走りすぎて個性を捨ててしまうんだけど、彼らもそうだったのかな。実はヒットこそしたんだけど、この曲はあんまり好きではないのが事実。でも、これも彼らの歴史の一ページってことで。

 

 その後低迷してイギリスで原点回帰。この時期の曲が一番好きだったり。しかしながら1997年に解散。そんな彼らの解散前の曲を一曲紹介しよう

ラストアルバムの一枚前のアルバムのFour-Calendar CaféよりSqueeze-Wax。このアルバムが一番好きかな。バキバキにベースを歪ませて、ボーカルとの対比をよりはっきりさせている。解散直前が一番輝いていたまであると思っている。

 

 そんな訳で今回はCocteau Twinsを取り上げた。こんな感じの耽美な響きのニューウェーブは今後もちょくちょく取り上げたい。次回は日本のある好きなバンドを上げたかったけど、どうしても書きたい記事が先に出来たのでそっちを優先させて下さい。