音楽談義室

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音楽談義 vol.31 嘘だろ…過小評価されすぎじゃない…?Colossemを忘れるな!

 最近再試があったり、教習所へ行ったり、にじさんじの色々なライバー達のアーカイブを見返したり、スマホを変えたりとブログ更新ができていなかった。また再開しようとおもう。

 

 さて、本題に入ろう。皆さんは「売れていないけどこのアーティスト好きなんだよなぁ」と思った経験はあるだろうか?あるいは「なんでこんないい曲出しているのに売れていないんだよ!」と認識と現実のずれに憤ったことはないだろうか?こうしたケースは数あれど、今回は個人的にそうした過小評価アーティストの最右翼を紹介する。それは

Colosseum

 

 …

 

誰?とか言うなよ

 

 

 洋楽好きでも、プログレッシブロック好きでも知っている人はかなり限られる。Colosseumがいなかったら今のプログレというジャンルは確立されていなかったというのに、CDショップに行って彼等のCDはまず置いてないし、なんとも不遇なポジョンだ。とにもかくにもまずは一曲聴いてほしい。

 ね?かっこいいでしょ?圧倒的な技術のぶつかり合いによる緊張感がたまらない。これぞライブの醍醐味である。このライブは1971年のものだが、Colosseumは更に数年前からこうしたことを続けていた。いかに時代を先行していたかがわかる。

 

 彼らのジャンルをプログレとは言いたくないとする人もいる。彼らのやっている音楽はピンク・フロイドのそれとは異なり、よりブラックミュージック的エッセンスを多分に含むからだ。故に、「ジャズロック」と言うのが正しいかな?筆者もこれには一理あると思っている。

 この曲なんかは特にjazzやブルースの影響を強く感じる。少なくとも他のプログレとは明らかに毛並みの違う音楽だ。ドラムのリズムの取り方はもう明らかにjazz。こうしたクロスオーバーこそ彼らの魅力だ。

 

 Colosseumがプログレへ与えた影響は絶大だが、同時にプログレというジャンルがColosseumに与えた影響も大きい。具体的に言えば、当時のプログレバンド達は双方に影響を与えあっていた。例外はピンク・フロイドで、あのバンドだけは孤高だったが、それ以外は互いを強く意識していたはずだ。

 この曲のフルートはKing Crimsonの「風に語りて」や、Jethro Tullの曲達からの影響がよくわかる。しかし、マルパクリという訳ではなくColosseumなりに消化し、還元している。

 

 今回はColosseumを紹介した。コロナウイルスの影響で暇なのでブログを積極的に更新していこうと思う。今は外出自粛が出ているが、献血は不要不急の外出には含まれないらしいので、みんなで献血に行こう。